皆さんこんにちは!
「プランターで育てたい野菜があるけど、どんなプランターを選べばいいのかな…」
「プランターに書いてある号とか型って?」
このような疑問を持つ方に向けて家庭菜園向けの書籍を何冊も読み、プランターでの栽培経験もある私がプランター選びで必要なことをまとめてみました。
プランター選びの参考にしてもらえれば幸いです。
プランター選びで確認する項目
プランター選びで必要な項目は、以下の2通りです。
- 深さ
- サイズ(土の容量)
この項目が育てたい野菜によって変わってきます。
深さは育てたい野菜の根が深くはるのか、浅くても十分なのかを確認し、必要な深さを満たすプランターを選びましょう。
深さが決まれば次はサイズです。
この2つが決まればプランターの中に入る土の容量が決まります。野菜にはそれぞれ必要な土の量があります。それをプランターのサイズで確認しているわけですね。
迷った際は大きいサイズのものを選んでおけば大丈夫です。プランターを置けるスペースと相談しつつ、育てたい野菜にあったサイズのものを選んでいきましょう。
根を張る深さで決まる「深さ」
プランターのサイズは商品によって様々ですが、約30cm以上深さがほしい場合は「深型」と表記されているものを探すと見つかりやすいかと思います。
ミニトマトやトウモロコシといった上に伸びる植物は、根も深く張るため深型を選ぶとよいでしょう。
逆にあまり上へ伸びない植物(ハーブなど)はあまり深く根は張らないため、深型でないプランターでも育てられます。
型や号で表記される「サイズ」
サイズの表記は、プランターの形が円柱形なのか長方形なのかで表記が変わってきます。
円柱形であれば「号」で表記し、長方形であれば「型」となります。号は1号が3cm、型は1型が1cmとなります。
本やサイトによっては、「〇〇cm以上」や「○○ℓ」と表記が違う場合がありますが、深さを決めていれば同じ内容のことです。サイズについて表にまとめましたので参考にしてください。
号数 | 直径(cm) |
5号 | 15 |
6号 | 18 |
7号 | 21 |
8号 | 24 |
9号 | 27 |
10号 | 30 |
11号 | 33 |
12号 | 36 |
13号 | 39 |
型数 | 縦の長さ(cm) |
30 | 30 |
40 | 40 |
50 | 50 |
60 | 60 |
プランターに入る土の量
容量の記載は基本的に商品説明に書いてありますのでそちらを参考にしましょう。
この際に注意したいのが、プランターの容量すべてに土が入るわけではないという点です。鉢底石を入れたり、ウォータースペースというプランターに入っている土の表面からプランターのへりまでのスペースがあるため、表示されている容量より土が入る量は少なくなる場合があるからです。大まかにですが、表示されている容量の6~7割ぐらいが実際の土の容量と考えておきましょう。
容量の記載がない場合は、以下の式で計算できます。
- 円柱形のプランターの場合
- プランター内径の半径×2×3.14×高さ×0.6~0.7
- 長方形のプランターの場合
- 縦×横×高さ×0.6~0.7
0.6~0.7をかけているのは、鉢底石やウォータースペースのためです。
より正確に計算したい場合は、こちらのサイト(円柱形のサイトはこちら)で計算するとより正確に土の容量がわかります。
参考にした書籍
今回の記事を書く上で参考にした書籍がありますので、詳しく知りたい方はこれらの書籍を読んでみてください。
楽天Koboやkindle版も出ていますがスマートフォンだと若干字が小さいため、タブレットで読むことをおすすめします。
39種類の野菜の育て方についてまとめてある本。プランター栽培できる野菜に関してはプランターの深さ、必要な土の容量について記載があります。家庭菜園初心者の方におすすめの一冊です。
土や肥料の使い方についてまとめてある本。メインで記載されているわけではありませんが、プランター栽培する際に必要な深さ、土の容量、肥料などの記載があります。数年家庭菜園を行っており、プランターの土づくりも知りたい方にはこちらがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、プランターで家庭菜園を行う際に確認したい項目2選について紹介してきました。以下2つの項目を確認し、おいしい野菜を育てていきましょう。
- プランターの深さ 野菜の根を張る深さで決まる
- プランターのサイズ 野菜が必要とする土の量で決まる
また、より詳しく知りたい方におすすめの書籍も紹介してきました。
今回の記事や書籍を参考にしていただき、プランターでおいしい野菜を育ててみてくださいね。
以上です。ご覧いただきましてありがとうございました!