皆さんこんにちは!
「家庭菜園がしたいけど、土づくりってどうするんだろう…」
「いろんな種類の肥料があるけど、どう使えばいいのかな…」
そんな方々に向けて、最近読んだ土・肥料の使い方が学べる本「おいしい野菜がたくさんできる!土・肥料の作り方・使い方」について紹介していきます。
画像付きで読みやすく、土づくりや肥料の使い方についてわかりやすくまとめてある本でした!この本を読んだのは11月でしたが、来年の野菜づくりに早速生かしたい内容が盛りだくさんです。
また、この本で知った冬でもできる土づくり「天地返し」についても紹介・実践した感想も載せていきます。
家庭菜園初心者の方、土づくりや肥料について知りたい方にはおすすめの本ですので、良ければ参考にしてください。
「おいしい野菜がたくさんできる!土・肥料の作り方・使い方」概要
- 監修者:柴田一
- 著者:原由紀子
- 発行所:西東社
- 値段:1320円(単行本) 1188円(Kindle版)
この本では大きく分けて二つの章があり、土づくりと肥料に関して載っています。
土づくりに関しては、家庭菜園に向く土とは何なのか、土の種類に合わせた使い方や特徴、堆肥についてなどの内容から、土の耕し方、畝だての仕方なども載っています。
肥料に関しての内容は、植物が必要とする栄養素、各栄養素が何に使われるかといったものから、肥料の特徴、肥料の施し方、プランター栽培の場合の施肥の仕方などです。
最後に人気のある野菜の土づくりと施肥の仕方についても書いてあります。
どの内容もカラー写真が多く使われているためわかりやすくまとめられています。解説も詳しく書いてあるので、野菜作りで役立つこと間違いない本の一つです。
冬でもできる土づくりとは?
今回紹介している本を読んだのは冬になってからだったのですが、冬でもできる土づくりについて記載がありましたので紹介していきます。
表層土と深層土を入れ替える「天地返し」
深さ50~80cmまで掘り下げて、表層土と深層土と呼ばれる深い層の病原菌が少ない土とを入れ替える作業です。
土に酸素が入り、また雑草の種や害虫の潜む表層土と深い部分の土が入れ替わることで、土がリフレッシュされる。
土を入れ替えただけで十分効果があるが、この時に土壌改良土のパーライトやバーク堆肥、乾燥生ごみなどの有機物を投入し混ぜ合わせるとより効果的。
おいしい野菜がたくさんできる!土・肥料の作り方・使い方より
土を浅いところと深いところを入れ替えるだけ様々なメリットがあるんですね。本を読むまでは知りませんでした。
同じように冬でもできる土づくり「寒越し」
こちらは本には載っていませんでしたが、冬でもできる土づくりとして寒越しというものがあります。寒越しとは、土を掘り起こして冬の寒気にあてる作業のことを言います。
天地返しと違い、クワなどで掘り起こすだけで土を入れ替える作業は必要ありません。
この作業によって、病害虫・病原菌・害虫の死滅、土中に新鮮な空気と水の供給、凍結と解凍を繰り返すことによる土壌の団粒化が期待できます。
天地返しを行うほど深くない場合は寒越しでも十分なメリットがあるかと思います。
実際にやってみた!
自宅にある家庭菜園用の畑で天地返しを行ってみました!
天地返し
本に書いてある通り、表層土と深層土を入れ替えるよう作業を行いました。
私の畑はそこまで深く掘れなかったため、掘れる範囲で行った後、表層土を深いところへ戻しました。行った場所はまだ一年しか家庭菜園(トウモロコシ)を行っていませんので、堆肥などはまいていません。
土を掘り返したところ思った以上に害虫(コガネムシかと思われます)が土中にいました。これらを処分できただけでも行ったかいのある作業だったかと思います。
効果のほどは次回の野菜栽培で確認ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、家庭菜園に関する本「おいしい野菜がたくさんできる!土・肥料の作り方・使い方」の中から、冬でもできる土作りについて紹介しました。
冬の間は休耕されてる方が多いかと思いますので、まだ家庭菜園を始めたばかりの方、長く続けてる方も使える土作りかと思います。次回の野菜づくりに向けて土づくりを行い、美味しい野菜を収穫したいですね。
今回紹介した土づくりはこの本の一部でしかありません。天地返しの他にも土作り・肥料に関して記してあります。もっと土作りについて知りたい!肥料のことも知りたい!という方はぜひ読んでみてください。
また電子書籍で読みたい方は、楽天Koboや、Kindleで読むのもおすすめです。その場合、スマートフォンでは字が小さく読みずらいため、タブレットでの購読が良いかと思います。
以上です。ご覧いただきましてありがとうございました。