「野菜を育てたいけど、スペースがあんまりない…」
「この野菜を毎年育てたいけど、連作障害が心配…」
このような方に向けて、私が家庭菜園を行う上で読んだ本「1㎡からはじめる自然菜園」について紹介していきたいと思います。
この本は自然菜園という農薬や肥料を使わずに野菜と畑の生き物同士が良い関係を保ちつつ自然に野菜が育つように、最低限の作業で野菜を作る方法が記載されています。土づくりのやり方から、1㎡で行える野菜の輪作・混作の組み合わせなどが記載されています。私も野菜を作っているスペースは決して広くはないので、そのスペースを最大限利用し多くの野菜を育てる際の参考になる内容が盛りだくさんで、Amazonのレビューでも星4.5の高評価を獲得しています。(2024/03/17現在)
出来るだけ省スペースで、また無農薬で野菜を育てたい方にはおすすめの一冊ですのでぜひ参考にしてください。
「1㎡からはじめる自然菜園」概要
- 著者:竹内孝功
- 発行所:株式会社 ワン・パブリッシング
- 編集者:長崎有
- 発行者:松井健介
- 値段:1760円(単行本) 1700円(Kindle版)
自然菜園入門編・実践編・応用編の3章にわかれ、それぞれ自然菜園を行うための土づくりのポイント、1㎡で土づくりを行うための野菜の組み合わせ、実践編での組み合わせを活かした畑の広さ別や通える頻度別の野菜の紹介が主な内容です。
以下に、特に参考になりそうな内容についてまとめます。
行うことでどんどん土が良くなる「ぐるぐるリレープラン」
ぐるぐるリレープランとは、自然菜園実践編で紹介されている内容で、ある作物同士で交互に育てていく事で、どんどん自然菜園を行うための土が作られ、使う肥料も少なくて済むようになる組み合わせのことです。うまく機能すれば、連作障害がでやすい野菜も育てられるため、どの野菜を育てるか悩む点が減ります。
このぐるぐるリレープランを行える野菜の組み合わせが15種類紹介されています。この野菜とこの野菜といった2種類の組み合わせもありますが、〇〇科と〇〇科の組み合わせといったものも紹介されているため、思っている以上に育てられる野菜のパターンは多いです。
あまり時間を取れない方向けの野菜組み合わせも紹介されている
こちらは応用編で紹介されている内容で、実践編で紹介された組み合わせを活かしながら、畑に通える頻度別に育てやすい野菜を紹介しています。
毎日通える方向けのプラン、月に2、3回ほど通える方向けのプラン、週一で通える方向けのプラン、また畑の広さごとのぐるぐるリレープランの組み合わせの一例も紹介されています。
私は自宅の庭で野菜を育てていますが、仕事があるため毎日見に行けるわけではありません。そのような場合でも、週一回見に行ければ良い野菜が紹介されているのはとても参考になりました。
「1㎡からはじめる自然菜園」をおすすめできる方
1㎡ほどの省スペースで野菜を育てたい方
野菜を育てようとすると、ある程度のスペースはどうしても必要になります。特に様々な野菜を育てたい方はスペースが足らないという問題に直面するかと思います。そんな問題を抱えている方にとって、1㎡という畑として省スペースで様々な野菜を育てることができる方法を紹介している「1㎡からはじめる自然菜園」は、問題を解決してくれる手段の一つとしてとてもおすすめです。
ある野菜を毎年育てたいが、連作障害が心配な方
ある野菜が好きで毎年育てたいけど連作障害が心配、という悩みを持つ方にとって「ぐるぐるリレープラン」はまさに問題解決の一つの答えとなりえます。
私は毎年ミニトマトを育てていますが、こちらもぐるぐるリレープランの一つとして相性の良い野菜が紹介されていました。夏はトマトを育て、秋は相性の良いある野菜を育てます。また夏はトマトだけでなく、トマトを育てる上で相性の良い他の野菜を混作して育てていきます。秋も同様にいくつかの野菜を混作していき、これを繰り返すことで土づくりができ、連作障害までにくくなります。
トマト以外にも様々な野菜の組み合わせが紹介されており、連作障害が起こりやすいとされる野菜も、この組み合わせならば!というものもありますので、参考になる内容かと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、私が家庭菜園で参考にした本「1㎡からはじめる自然菜園」について紹介していきました。
まず、この本の概要と、興味深かった内容について記載しました。
概要
自然菜園という方法を使った省スペースでの野菜の育て方が記載
興味深かった点
- 行うことでどんどん土が良くなる「ぐるぐるリレープラン」
- あまり時間を取れない方向けの野菜組み合わせも紹介されている
次に、私この本をおすすめできる方についても書いてきました。
- 1㎡ほどの省スペースで野菜を育てたい方
- ある野菜を毎年育てたいが、連作障害が心配な方
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家庭菜園を始めるにあたって、何か本を探している方はぜひ参考にしていただき、美味しい野菜を育ててみてくださいね。
以上です。ご覧いただきましてありがとうございました!