皆さんこんにちは!
「家庭菜園の畑づくりをしたいけど、シャベルでは庭の土が石だらけで固くて掘れない…」
「固い土を掘るにはどんな道具がいいのかな…」
そんな悩みをお持ちの方に向けて、私が家庭菜園のため石だらけで固い土の庭を掘る際に使用した道具と掘り方をご紹介します。
私は今回ご紹介する道具を使って、自宅の庭を20~30cmほどの深さまで掘り、家庭菜園を楽しんでいます。
シャベルでは歯が立たないほど固く、石が多い土地でも掘り進むことができる方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
使用した道具
実際に私が使用した道具の中で、石だらけの固い土を掘る際に役立ったのは以下の3つです。
簡単にそれぞれの道具について紹介していきます。
備中鍬
備中鍬は、鍬の種類の一つで刃が3~4つに分かれているものをいいます。固い土でも鍬が刺さりやすく、石を取り除くのにも使えます。
穴を掘り終えてやわらかい土を入れた後には、耕す際にも重宝します。
ピックマトック
ピックマトックは土起こしや穴掘りに使用できる道具で、片方が尖り、もう片方は平刃になっています。土を掘る際には平刃の方で削るようにして使用し、大きな石に当たった場合は尖ったほうで周りの土を掻き分けました。
後述する掘り方の都合上、柄は短いほうが使いやすいです。
スコップ
スコップは基本的に掘るためではなく、深く掘った際に出る邪魔な土を取り除くために使用しました。小型のスコップでも十分です。
おすすめの掘り方
様々な方法があると思いますが、以下の手順で掘っていくのがおすすめです。
- 掘りやすい箇所を探す
- 目標の深さまで掘る
- 掘った穴を広げていく
掘りやすい箇所を探す
掘りたい広さを決めたら、備中鍬を使って土を軽く削り、掘りやすい箇所を見つけましょう。土の質によって異なりますが、見た目が固そうな地面でも、比較的やわらかい箇所が存在することがあります。この後の作業は重労働となるため、まずは掘りやすい箇所を探しましょう。
目標の深さまで掘る
掘りやすい箇所が分かったら、目標の深さまで掘っていきます。まず備中鍬を使用して掘れるところまで掘っていきます。掘る際は、軽く地面に刺して手前に引き、地面を削るように使用した方が速いかと思います。掘りづらくなってきたら、ピックマトックの平刃の方を使用して地面を掘っていきます。備中鍬と同様に地面を削るような使い方をすると、小さな石を取り除きつつ土を掘れるため効率が良いかと思います。
大きな石が埋まっている場合は、ピックマトックの尖ったほうを使用し石の周りの土を取り除いてから石をどかしましょう。
土がたまってきたら、スコップでどかしていきます。
注意点
石だらけの固い土を掘る場合、備中鍬を力いっぱい地面に刺すのは危険です。埋まっている石が飛び出してきたり、割れた石の破片が飛んだりする可能性があります。
私は力いっぱい使用した結果、割れた石の破片が耳たぶに刺さってしまいました。皆さんは怪我の無いよう安全に作業してください。
掘った穴を広げていく
目標の深さまで掘り進めたら、備中鍬とピックマトックを使用して穴を横に広げていきます。まずは備中鍬を使用し、掘れないようであればピックマトックを使用します。平刃の方で削っていきましょう。
まとめ
いかがでしたかでしょうか?今回は、石だらけ&固い土を掘る際に私が使用した道具と掘り方について紹介しました。
まず土を掘る際に使用した3つの道具を紹介しました。
- 備中鍬
- ピックマトック
- スコップ
次に掘り方について紹介してきました。
- 掘りやすい箇所を探す
- 目標の深さまで掘る
- 掘った穴を広げていく
中々の重労働かと思いますが、時間をかければ耕運機や業者に頼まずに自分自身で掘り進めることができます。自分の思い描く庭を実現するため、無理せず頑張っていきましょう。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!