「家庭菜園始めるために必要な道具調べたけど、思ったより多くて揃えるのめんどくさい…」
「初めて野菜育てるから失敗したくない…」
このような悩みを持つ方に向けて、自宅の庭とプランターで家庭菜園を行っている私が、最低限揃えたい道具と失敗しないために必要な道具を紹介します。
これから家庭菜園を始める方は参考にしていただき、おいしい野菜を収穫してください。
最低限必要な道具
家庭菜園を行う上で必須だと思う道具、頻繁に使う道具をこちらで紹介していきます。
培養土
初心者の方であれば、ホームセンターで売っている培養土を買うのが簡単でおすすめです。
培養土と言っても様々な種類があります。値段の高く品質の良いものを使えば万全ですが、私はDCMの野菜の培養土を使用しています。選んだ理由は、他の培養土と比べ値段が安かったためです。安い培養土の場合、品質が心配されますが、数年この土で野菜を育てた結果問題なく育てられています。
肥料
野菜を育てている最中、最初に土に含まれている肥料分では足りなくなる場合があります。その際に足りない肥料を補う必要があるため、追肥のための肥料を用意しておきましょう。
初心者で使いやすいのは、化成肥料のリン、窒素、カリが8-8-8で含まれているものです。大抵の野菜に使用することができ、即効性があるため便利です。
こちらの商品が私が使用している肥料です。3kgのものを購入しましたが、プランター7個、畑の広さ2.5m²ほどにトウモロコシ、ミニトマトを種から植えて育てたところ、一年で1/4〜1/3ほど使用しました。
じょうろ
これがないと水やりが非常にやりにくくなります。雨に任せても良いですが、天候に左右されますし、野菜によっては毎日水やりが必要な場合もあります。
また、土が跳ねてしまうような勢いでの水やりはあまり植物にとってよくありません。土が葉に着くのは野菜にとって病気の原因となる可能性があるためです。
畑の広さやプランターの数、近くに水道があるかなどを確認して、必要なものを選択しましょう。
私はこちらの3.6Lの容量であるじょうろを使用しています。この容量で水が滴るほどたっぷりあげる場合、12号(直径36cm)のプランターで3~4個ほど水やりができます。
プランター栽培を行う場合
プランター
野菜によって求められる大きさが変わってきます。選ぶ際に見ておくべき点は、プランターの深さ、入る土の容量です。野菜によって必要な大きさが違ってくるため、事前に調べておきましょう。
迷ったら大きめのサイズを買っておくのが、後々違う野菜を育てる場合も使用できるので便利です。
サイズで迷ってくる方はこちらの記事が参考になりますのでよければご覧ください。

鉢底石
プランターの底に入れ、土が流れ出るのを防止し、排水性を確保する効果があります。
プランターの大きさが育てたい野菜にとって小さく、土の容量を優先して確保したい、といった理由がなければ用意しておきましょう。
失敗しないようにそろえる道具3選
家庭菜園で失敗してしまう一つの要因として、害虫や病気の被害があげられます。それらを防ぐために必要な道具をここではあげていきます。
薬剤
それぞれの野菜につきやすい害虫や、なりやすい病気があります。それらが出た際にすぐ散布するよう用意する、あるいは予防的に散布しておくと、害虫や病気による被害が出にくくなります。
薬剤によっては、散布できる回数が決まっている場合や、散布後決まった日数の間は野菜を収穫してはいけない、などといった記載がある場合があるため、注意書きをしっかり読んでおきましょう。
私が使用している薬剤は以下の二つです。
主に、害虫や病気が出やすい時期になった際にやさお酢を予防的に散布しています。害虫が大量に発生した場合は葉を食べる虫退治を散布する、といった使い分けを行っています。
防虫ネット
こちらも害虫対策に必要で、物理的に害虫が野菜につかないようにすることができます。様々な害虫がおり、防ぎたい害虫によって目合いを選択していきましょう。迷うようであれば、1mm四方の網目のものを選んでおけば基本的に大丈夫です。
設置する際は、隙間なくかつ早めに設置するよう注意しましょう。
支柱
こちらは防虫ネットをかけるための支柱です。野菜の背丈などによって、必要な形の物を用意しておきましょう。
防虫ネットを止めておくためのネットロックなどを用意しておくと便利です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、家庭菜園を行う上で最低限必要な道具、失敗しないように揃える道具を紹介しました。
最低限必要な道具は以下の通りです。
- 培養土
- 肥料
- じょうろ
- プランター(プランター栽培する方は)
- 鉢底石(プランター栽培する方は)
失敗しないように揃える道具として、以下の三つをあげました。
- 薬剤
- 防虫ネット
- 支柱
これらの道具を参考にしていただき、興味はあるけど道具を揃えるのが億劫…と考えている方も家庭菜園を初めて、美味しい野菜を育ててみてくださいね。
以上です。ご覧いただきましてありがとうございました!
