一本道を進む主人公を見守るゲーム「Loop Hero」感想・レビュー

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「ただループしてるだけなのにこういう面白さがあるなんて…」

私がこのゲームをした率直な感想です。

今回は、Steamで非常に好評な評価を得ている「ループヒーロー」の紹介、レビューを行っていきます。

このゲームは中々独特なプレイ内容ですが、そんなゲーム性でも面白さがあるゲームとなっています。

ゲーム紹介動画などで見かけた方、高評価でかつ安いし気になっている方は、ぜひ参考にしてください。

Contents

ゲーム概要
Loop Heroはどんなゲーム？
「Loop Hero」感想・レビュー
- 面白い点
- 気になる点
まとめ

ゲーム概要

ジャンル：ローグライクRPG
プラットフォーム：PC、Switch、XBOX One、スマートフォン版
値段： 1700円(Steam)
パブリッシャー：Devolver Digital
開発元： Four Quarters
リリース日： 2021年3月5日
日本語対応の有無：有

Loop Heroはどんなゲーム？

Loop Heroは、何もなくなった世界で記憶を取り戻そうと奮闘する主人公が、世界を変えてしまった存在と戦っていくストーリーとなっています。グラフィックはドット絵で単調ではありますが、ゲーム内容がとても独特かつ面白いので、そちらを細かく紹介していきます。

一本道に地形や建物を配置して主人公を見守るゲーム

環状につながった道を自動的に主人公が進んでいき、出現する敵を倒しながら最終的に出現するボスを倒せばステージクリア、主人公のHPがなくなればゲームオーバーとなっています。敵との戦闘も自動で進んでいくため、プレイヤーが操作できるタイミング多くありません。操作できるのは、敵を倒した際に入手するタイルの配置と、装備品の選択です。

タイルは道沿いや道の上に設置でき、そのタイルでしか出ない敵を出現させたり、設置するだけで主人公のステータスに影響を与える効果があります。いくつかのタイルを隣に配置したり、複数の高いの効果範囲を被らせたりするなど、ある条件を満たすと特殊な効果を生むこともあります。新たなタイルを手に入れるためには、条件を満たす必要があります。またタイルは数十種類ありますが、ステージに挑む際に出現するもの選べるちょっとしたデッキ構築も可能です。

次に装備品ですが、装備品にはレベルとレアリティが設定されており、レベルが上がるほど、レアリティが上がるほど強力でかつ様々な能力値をあげることができます。手に入れる装備品によって、どの能力値が上がるかはランダムなため、より良い物を入手できるよう、様々な敵を倒す必要があります。

主人公はタイプの違う3つのクラスから選択

ループヒーローでは、以下の3種類のクラスを選択できます。

ウォーリアー　高い攻撃力、防御力、HPを持つ
ローグ　攻撃力は高いが、防御力は低い
ネクロマンサー　スケルトンを召喚し戦わせる

それぞれが特徴的なクラスで、装備品についている効果も異なるため、どの能力を優先的に伸ばすかがクリアするための重要な要素です。

戦闘スタイルが違うため、得意とする敵、不得意な敵がわかれるため、タイル選びも重要になります。

ステージで手に入れた資材で役立つ施設建設可能

タイルを設置したり、主人公が設置したタイルを通過することで資源を手に入れることができます。この資源はステージのクリア、あるいは途中での撤退することで持ち帰ることが可能で、クラスの解放やステージに挑戦する際に有利な効果を発揮する施設を建設することができます。ゲームオーバーとなっても入手した資源の一部を持ち帰れるため、少しづつプレイヤーキャラは強化されていきます。

「Loop Hero」感想・レビュー

これまでしたことがない独特なゲームでしたが、こういう面白さがあるのか、と気付かされるゲームでした！

以下に面白い点をまとめます。

面白い点

奥深いタイル配置選択・配置

様々な効果があるタイルですが、この配置には非常に奥深い要素が詰まっています。良い装備を手に入れるため敵が出現するタイルを多く設置すると主人公が倒されてしまったり、かといって少なすぎると装備品が入手できず敵を倒しづらくなったり。程よく調整してあげるにはどうすれば良いか、どのタイルを設置するかが重要です。

また、タイルの中には特定の条件を満たすことで、新たな効果をうむ場合があります。主人公の強化につながる場合もありますが、強敵が出現する場合もありそれに対処する必要も出てきます。

それを防ぐためにこのタイルをデッキに入れて…といったシンプルに見えるゲーム性ですが奥深い点があります。